「キレイを目指す」ための専門の矯正歯科
子どもの矯正
成長期に合わせて骨の形と歯並びを整える矯正治療
お子さまの歯並び矯正のタイミングについて疑問に思っている方もいらっしゃることでしょう。
矯正治療は大人になってからでもできますが、もし低年齢の段階で歯並びの異常がみられる場合には、ぜひ早めの段階で矯正治療を開始されることをおすすめします。
子どものうちに矯正治療を始めることで、成長期に合わせてあごの骨のバランスを整えながら永久歯を適切な位置に並べていくことができるので、成人矯正から始めるよりもより美しく、健康的な歯並びを作り上げていくことができます。
子どもの矯正とは?
子どもの矯正は「小児矯正」とも呼ばれているもので、乳歯が残っている段階で行う矯正治療のことをいいます。
乳歯から永久歯に生え変わっていく幼児期、学童期はあごの骨の成長も盛んです。この時期に矯正治療に取り組んでいくことで、あごの骨の成長や歯並びを悪くしてしまう口周りの癖(指しゃぶり、唇や舌の癖、口呼吸、ほおづえなど)を治していきながら、口周囲の筋肉を正しく使える訓練も行い、永久歯を理想的な位置に並べていくことができます。
つまり、子どもの矯正では歯並びやあごの形を悪くしてしまう根本原因を取り除いていくことができるので、結果的により美しく健康的な口元に近づけることができるのです。
子どもの矯正、何才くらいから始める?
こどもの矯正を始める年齢は、あごの状態や歯並びの状態によっても異なります。
実際には6歳以降から始めるケースが多いですが、遺伝傾向が強い受け口のようなケースにおいては、できるだけ早い段階であごの骨の成長を抑えるために、3才くらいから治療を開始することもあります。
子どものお口の状態は短期間で目まぐるしく変化します。
お子さまに合った矯正開始時期を知るためには、赤ちゃんの頃から定期検診に通い、歯の健康状態、歯並びの状態のチェックをこまめに受けておくとよいでしょう。
子どものうちに矯正する4つのメリット
◆より理想的な仕上がりになります
子どもの矯正は、単に歯を正しい位置に誘導するだけではなく、同時にあごの骨を健全に成長させることも目指す治療です。
成長期に治療を行うことによって あごの骨の形が整いやすく、美しくて健康的な顔立ちと歯並びに近づけていくことができます。
あごの骨の成長期が終わってから行う場合、あごの骨の変形や成長不足、もしくは過剰を矯正治療だけでコントロールすることはできません。
◆抜歯・手術のリスクを減らせます
歯が並ぶスペースが足りない場合、永久歯を抜歯して並べなければならなくなることがあります。
子どもの矯正をしておけばあごの骨の調整もできるので、抜歯をせずに歯を並べられる可能性が高くなります。
また、あごの骨の変形や成長不足や過剰がある場合、成長期以降にそれを治そうとするならばあごの骨を切って整える手術が必要になりますが、子どもの矯正であごの骨のコントロールをしておけば、手術をせずに済む可能性が高くなります。
◆シンプルな装置で治療ができ、ストレスを減らせます
子どもの矯正では、取り外しが可能な装置や目立たない装置、おうちにいる間だけ使用する装置、もしくはシンプルで邪魔になりにくい装置を使用します。そのため、治療中のお子さまのストレスを少なくすることができます。
◆体の健康改善につながります
子どもの矯正では、歯並びやあごの骨の成長に悪影響を及ぼす癖(指しゃぶり、舌や唇の癖、ほおづえなど)を取り除き、口周囲の筋肉を正しく使える訓練をしていきます。
その結果、お口本来の正常な機能を獲得できるようになり、健康的な体作りにもつながっていきます。
子どもの矯正の注意点・デメリット
◆矯正期間が長くなることがあります
子どもの矯正期間は人それぞれではありますが、あごの骨の成長が終わる中学生くらいまでは経過を見ていきますので、トータルとしての治療期間は長くなることがあります。
◆取り組み方によっては効果が出にくいことがあります
取り外し式の装置を使う場合、装着時間が足りなかったり、適切な使い方がなされなかったりすると、治療効果が出にくくなる可能性があります。
子どもの矯正で使用する装置
子どもの矯正治療では、お子さまの歯並びやかみ合わせ、骨格の状態やお好みに合わせた装置を使用します。当院で使用している装置の例をご紹介します。
◆歯列矯正用咬合誘導装置(ムーシールド)
3~6歳くらいのお子さま向けの装置で、上下の歯のかみ合わせが反対になっているケースに使用します。
この装置を使用することにより、歯並びだけでなくお顔の骨格のバランスも改善していくことができます。
【使用期間】6~12か月程度
【使用時間】おうちにいる間に使用していただきます。
◆機能的顎矯正装置(ファンクショナルアプライアンス、バイオネーター、オーソぺディックコレクター、フレンケル、ビムラー、FKOなど)
6~10歳くらいのお子さま向けの装置で、上下のあごの骨の成長のアンバランスや成長不良を改善することができます。ガタガタの歯並び、出っ歯、あごの骨の成長不足のケースに効果的です。
これらの装置は口周囲の筋肉の力を使ってあごの骨の成長を促します。また、口周囲の筋肉の強化や口呼吸の改善の目的にも使われます。
結果的に永久歯の抜歯の回避や、永久歯が揃った後の矯正治療の回避、もしくは治療期間の短縮をすることができます。
【使用期間】1~2年
【使用時間】おうちにいる間に使用していただきます。
◆プレート型矯正装置(咬合挙上板、拡大床など)
歯並びが狭い場合にあごの横幅を広げたり、部分的な歯の移動をしたりする目的で使用します。
前歯1本だけかみ合わせが逆になってしまっている場合などにも効果的です。
【使用期間】約6ヶ月
【使用時間】おうちにいる間に使用していただきます。
◆マウスピース型矯正装置(インビザラインファースト)
透明なマウスピース型の装置を使った目立たない矯正治療です。あごを広げながら歯並びも同時に整えていくことができます。金属を使用しないため、金属アレルギーを持つお子さまにも適しています。
【使用期間】
治療目標によって期間も様々ですが、12~24ヶ月程度が一般的な目安です。
【使用時間】
効果を得るためには1日20時間以上の装着が必要です。
豊富な知識と治療実績を持つ
歯科医師が診断します
歯科医師によるカウンセリング
3Dスキャナによる矯正シミュレーション
レントゲン検査など※必要と診断された方のみ
アクセス
矯正歯科 渋谷スマイルコンセプト
〒150-0042
東京都渋谷区宇田川町23-3 渋谷第一勧銀共同ビル6F
TEL. 03-6433-7887
SCHEDULE
10:30~19:00(最終受付18:30)
休診日:日、月、祝
矯正歯科 横浜スマイルコンセプト
〒220-0004
神奈川県横浜市西区北幸1-11-15 横浜STビル2F
TEL. 045-412-5171
SCHEDULE
10:30~19:00(最終受付18:30)
休診日:日、月、祝